fbpx
コンテンツへスキップ

ウールの草木染の技法・草木染の作品制作プロセス

10月6日 (日) 午後2時30分~

講師

山崎 和樹 氏 (やまざき かずき) 草木染研究家(学術博士)

1982年明治大学農学研究科修士課程修了後、父山崎青樹(群馬県指定重要無形文化財保持者)のもとで草木染の研究を始める。1985年草木染の研究と普及のために草木染研究所柿生工房(草木工房)を開設。2002年信州大学大学院工学研究科博士後期課程修了。2008年~2013年東北芸術工科大学美術科准教授。著書に「新版草木染 四季の自然を染める/山と渓谷社」、「草木染の絵本/農文協」、[藍染の絵本/農文協]、「草木染ハンドブック ウール染の植物図鑑/文一総合出版」他

山崎 広樹 氏 (やまざき ひろき) 染色家/草木染作家

1988年川崎市生まれ。2011年東京農業大学卒業。2013年父・和樹主宰の草木工房で草木染を始める。2015年「第18回岡本太郎現代芸術賞」に入選。2016年松原染織工房で松原與七氏より型染を学ぶ。2018年銀座もとじ「男のきものシーズナルコレクション」に参加し、型染の帯を初出品。2019年「中国杭州天然染色会議」に父と共に参加。2019年岡谷市蚕糸博物館、2020年高崎市染料植物園の企画展に型染帯を出品。2022年銀座もとじ・大蔵山スタジオの企画展「FUYU」で初個展。2022年より東北芸術工科大学非常勤講師。2024年より女子美術大学非常勤講師。

内容

ウールは絹と同じ動物性の繊維なので、草木染の染料によく染まります。しかし、絹とは違ったウールの特性があり染色法も異なります。基本的なアルミ媒染、テツ媒染の染色技法と特別な藍染の染色技法について解説します(山崎和樹)。

草木染の型染や藍染、顔料づくりの技法と、糊防染などによる作品作りの制作プロセスについて解説します(山崎広樹)。

※ レクチャー終了後、質疑応答の時間を設けてございます。皆様からのご質問等をお受けしたいと思います。

日時

2024年10月6日 日曜日 午後2時30分から

会場

横浜産業貿易センター マリネリア会場内
(東京スピニングパーティー入場券が必要です 座席指定はございません)

定員

50名(内着席30)

申込み

申込みの必要はありあません、先着順となります。

日本で発見されたフェルトの珍品

10月6日 (日) 午前11時~

講師

Jorie Johnson/ジョリージョンソン 氏

米国ボストン生まれ。米国(RISD)およびフィンランドの大学でテキスタイルデザインを学ぶ。1977年にスカンディナビアのフェルトブーツ作りを学ぶことで初めてフェルト作りに出会に出会い1979年ボストンにてテキスタイル工房「JoiRaeテキスタイルズ」を設立。 以後30年以上にわたり、国際シンポジウムへの参加、ワークショップをはじめ、世界各国でのフェルトテキスタイル作品の発表など、国内外においてその技術を広め、研究を続けている。1988年来日、現在京都在住。京都芸術大学、多摩美術大学区, 文化学園 非常勤講師。2011年から正倉院奈良動物繊維研究会に招待されたメンバー

内容

30年以上にわたり、ジョリーは、主に輸入フェルトの敷物やオブジェの研究をしてきました。彼女は東のシルク(ウール)ロードの終点に住んでいることを確認し色々な事を発見しました。日本の絵画、正倉院奈良の宝物、骨董品店などの品々を見ると、シルクロードを通ってもたらされた事がわかります。彼女は、これらの発見で、その可能な起源、そして東アシアらしいデザイン制作を提示します。

日時

2024年10月6日 日曜日 午前11時から

会場

横浜産業貿易センター マリネリア会場内
(東京スピニングパーティー入場券が必要です 座席指定はございません)

定員

50名(内着席30)

申込み

申込みの必要はありあません、先着順となります。

1999年「フェルトメーキング ウールマジック」刊行(青幻社) (2006年:英語、エストンニア語)2007年「Fabulous Felted Scarves」 J. Johnson 共著(Lark Books, USA)

《主な受賞》
1993年 高岡クラフトコンペ「北川原温賞」
1993年 ニュージーランド・ナショナル・ウールクラフト祭展「ベスト作品賞」ニュージーランド
1998年 Virtuoso Fabrics Exhibition HGA Convergence「優秀賞」(米国)
1998年 第6回国際テキスタイルコンペティション’’99  京都
2000年 ’01 ’04 Japan Creationsテキスタイルコンテスト「日本テキスタイルデザイン賞」「優秀賞」 東京
2009年 第23回京都芸術祭国際交流総合展 「京都府国際センター賞
2010年 第24回京都芸術祭国際交流総合展 「グランド賞」
2022年 第36回京都芸術祭国際交流総合展 「京都市長賞」

《コレクション》
Victoria And Albert Museum London (英国)
Cooper Hewitt, Smithsonian National Design Museum (米国)
San Francisco Museums, de Young (米国)
Museum of Fine Arts Boston (米国)
Denver Art Museum (米国)
奈良国立博物館 (奈良)
Bank of Boston (Fleet Bank) (米国)
Hong Kong Design Institute (中国)

  • レクチャーは、予約なしでどなたでも参加頂けます
  • 参加には、東京スピニングパーティー入場が必要になります
  • 今年の入場券は、2日通し券となっております。