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東京スピニングパーティー2024 出店者レポート①

10月5日・6日、横浜産貿ホール マリネリアにて開催された「東京スピニングパーティー2024」(以下、スピパ)。手仕事に関わる素材屋・道具屋・作家などが全国各地から、そして海外からも集まりました。今月と来月の2ヶ月間に渡り、個性豊かな約80ブースのレポートを全4回でお届けします!

今回のイベントレポート①では、ブースナンバー1〜20のお店や商品の特徴、スピパ当日の様子についてご紹介していきます。

1. KEETO

徳島県上勝町の国産天然繊維ブランド「KEETO」。木材取引がされない杉を糸の素材として使うことで、間伐などの手入れが必要な山の環境を整えることに一役買っています。ブース内には様々な木糸が並んだほか、木糸でピアスやめがねループを作れるワークショップも開催されました。

2. インディゴ・チュロ

「インディゴ・チュロ」では、アリゾナ州のナバホインディアンから直接仕入れを行っています。ブースには、色とりどりの糸のほか、ナバホ織の道具、ナバホチュロ羊の原毛、スライバーなどが並びました。今年のスピパのテーマ「染める」にちなんで、玉ねぎやどんぐり、ザクロなどの草木染めキットも販売されました!

3. 工房ふぶき


「工房ふぶき」では、新潟に構える工房にて手織り機や手織り道具を製作しています。手に取りやすいホウノキ、上質な黒壇のほか、黒柿、山桜、イタヤカエデなど、様々な木材の織り道具がラインナップしました。とくに木目の美しいものは、すぐに売れてしまうのだとか。ブースでは、卓上手織り機の実演もされていましたよ。

4. DOMBURI


羊毛の手仕事キットやその完成品、オリジナル本などを販売する「DOMBURI」。花の妖精やおばけなど、小さくて可愛らしい羊毛マスコットたちに癒されます!ブースでは、初心者でも羊毛マスコットを作れるワークショップを開催。色々と悩みながら、意欲的に製作されている参加者さんたちの表情が印象的でした。

5. アルタミラ

天然素材の染色用スカーフのほか、ワンピース、シャツ、ジャケットのサンプル品など、多彩な商品を良心的な価格で販売するお店「アルタミラ」。とくに洋服は、シンプルなデザインのものから素敵な柄ものまで取りそろっていて、たくさんの方が鏡の前で商品を見比べながら、お買い物を楽しんでいました。

6. 齊藤機料店

群馬県の桐生市にお店を構える「齊藤機料店」。様々な織り機や手織り道具の前で多くの方が立ち止まり、お店の方に道具の特徴や使い方などを質問されていました。今回のスピパのブースでは、手織り用のシルク糸やリネン糸など、多彩な糸各種も販売されていました。

7. 手織工藝 繭屋清十郎

山形県の「手織工藝 繭屋清十郎」は、養蚕から絹織物まで一貫して手掛ける”シルクの総合メーカー”です。上質な繭を生産・厳選し、精巧な撚糸技術を組み合わせることで、多様な特性をもつ糸を作り上げています。今年のスピパでは、紙糸やからむし糸などがとくに人気だったそうです。

8. bolly木工房

岡山県赤磐市の「bolly木工房」では、小さく軽量な綿繰り機や糸紡ぎ機を製作しています。家具などにもよく用いられるウォールナットが使われていて、お家のインテリアにもしっくりと馴染むデザインです。スピパのブースでは、今年の新作「ドラムタワー」も販売されていました。

9. 工房あそびいと

染色用ショールや草木染の糸、原毛などが取り揃えられている「工房あそびいと」。染色用ショールはそのまま使ってもおしゃれなデザインで、お店の方も身につけていらっしゃいました。蚕やヒツジなどをモチーフにした、可愛らしいフェルトのマスコットも並びました。

10. Toison d’Or

普段はオンラインを中心に、手染めの毛糸やシルクのスカーフ、編み針ケースなどを販売する「トワゾンドール」。イギリスから輸入した毛糸を、なんとご自宅のキッチンで染めているそうです!ネップヤーン、ソックヤーン、シルクモヘアなど、個性的かつ美しい毛糸がたくさん並んでいました。

11. ORIGINAL GLOVES

ご自身で紡いだ羊毛を使い、5本指手袋を製作している「ORIGINAL GLOVES」。手袋は緻密な総柄で、どれも魅力的な色とデザインです。指部分にマチが施されていることで、革手袋のような独特のフィット感があるとのこと。オリジナルの大判ストールと小物も、とても素敵でした!

12. レア・シープ研究会

希少種の羊マンクス・ロフタンの保護と、その他日本にいる羊たちの可能性を追求し”羊と共にある生活”を模索する「レア・シープ研究会」。現在、会員数は70人近くにのぼるそうです。スピパでは羊毛や原毛、羊のフンを肥料にした無農薬のお茶など、羊にまつわる多彩な商品を販売していました。

13. ハンセンクラフツ&オドラデク

小型で静かな動作が魅力の電動糸車を製作する「ハンセンクラフツ社」と、厳選素材で世界に1つだけのアートヤーンを紡ぐファイバーデザイナー「オドラデク」が共同出店しました。電動糸車の実演と、色とりどりのアートヤーンの数々は、会場を行き交う人たちの目を一際引いていました。

14. 工房 野良


「工房 野良」のブースでは、野生の蚕から作られるタッサーシルクの草木染め糸や布を販売していました。他にはない風合いをもつ糸はやはり人気で、多くのお客さんが買い求めていました。使い勝手のいいハギレもたくさんあり、皆さんあれこれ悩みながら、楽しげに選んでいらっしゃいました。

15. 手織工房じょうた


素材の制約や織り図がない、自由な織りのスタイル「さをり織り」。その創始者・城みさを氏のお孫さんが主宰するのが「手織工房じょうた」です。工房は吉祥寺・自由が丘にあるほか、横浜にも今年オープンしたそうです。スピパではたくさんの糸が取りそろえられ、さをり織りの織機も展示されました。

16. Rotty Knitty

オンラインストアをメインに、昨年から活動を開始した「Rotty Knitty」。色鮮やかな手染めソックヤーンや紡ぎ毛糸、ブローチなどの小物雑貨などを販売しています。アート作品も製作しているそうで、今後はそちらにも注力していきたいとのことでした!

17. Atelier Linnea(アトリエ リネア)

普段は杉並区で織り・洋裁・刺繍など、あらゆる手しごとの講習会を開催している「Atelier Linnea」。今年初出店となるスピパのブースでは、手紡ぎ・手織りのマフラーやショール、糸、織り道具、可愛らしい小物雑貨など、多種多様な商品を販売していました。

18. ZÜS (ズス)

京都にあるハンドメイドフェルト工房「ZÜS」のブースでは、動物のお顔のユニークなキーケースがお出迎えしてくれました!1時間ほどでフェルト小物を制作できるワークショップも大人気で、羊毛を石けん水でこすってフェルト化するところから、みなさんがんばって作ってらっしゃいました。

19. 近江上布伝統産業会館

約600年前から続く麻織物で、国の伝統工芸品にも指定されている近江上布。「近江上布伝統産業会館」では、滋賀県にて近江上布の機織り体験や展示、職人の育成などを行っています。スピパでは上質な麻製品や麻生地が販売され、多くの人が足を止め近江上布の説明に聞き入っていました。

20. ひつじの学校

「ひつじの学校」では、土台が出来上がっているニードルフェルト「ニードーリーマスコット」のキット販売や教室を開催しています。挫折してしまう方も多いニードルフェルトですが、土台があることで小学生くらいからでも簡単に楽しめるのだとか。ブースには、様々な刺し目やフェルティングニードルも並びました。

次回のイベントレポート②では、ブース21〜40についてご紹介します。ぜひそちらもあわせてご覧ください!

(◇取材・写真・文:宇野桜  ◇デザイン・編集:スピパジャーナル編集部 )