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ワークショップ 2018

    新・東京スピニングパーティー2018

    会場: すみだ産業会館9階 ROOM 1・2・3・4

    ※すべてのワークショップは事前予約制、事前入金制です。各ワークショップには持参していただく持ち物があります。

    ※紡ぎ車持参のワークショップの注意事項など※
    ◆手持ちが無理な紡ぎ車の場合、基本的に宅急便で前日までに会場まで直接配送をお願い致します。
    終了後も、宅急便にて翌日発送になります。
    ◆宅配での搬出ですが、事務局で取りまとめて、帰りの発送の宅急便は送料着払いになり160サイズ以上の場合、 ヤマト便を使用し200サイズまで発送できます。WS終了後の翌日午前中にまとめて集荷発送になり、大型の場合は着日の指定ができません。 (そのほかの業者の使用は出来ませんので、何卒ご了承ください)
    ★持参の際の注意点:すみだ産業会館は、丸井デパートの上にありますので、 段ボール、台車の場合、店内エレベーターの使用が出来ないため、 丸井の搬入口からの許可書が必要になりますのでお知らせください(事前申請事務局で一括) 旅行トランクやキャリー、紡ぎ車をそのまま抱えて持ち出す、店内エレベーター使用OKですが ぐれぐれも他のお客さまの迷惑にならないよう、よろしくお願いいたします。
    ◆丸井の周辺の道路への路上駐車は、交通の妨げになりますのでご遠慮ください。
    ◆配送の場合は、クロネコヤマトの場合は160サイズ以内、ゆうパックの場合170サイズ以内で日時指定が可能です。170サイズ以上の箱は日時指定で受け取りができませんので、各自170cm以内に収まる範囲内での紡ぎ車の手配をしてください。配送中の破損などで、ワークショップ受講に支障がでた場合でも、受講料の返金などは出来かねます。
    ◆また事務局側は一切の責任を負いかねますので、十分に梱包をされ、各自輸送中の破損・事故に関わる運送会社の保険にご加入くださいませ。
    ◆当日の紡ぎ車の組立などは開始時間に間に合うように、梱包などは終了後にすみやかに各自の責任で行ってください。
    ◆紡ぎ車が必要なワークショップを連続して受講される場合は、事務局の荷物置き場にてお預かりしますので、ワークショップ終了後、保管場所まで各自ご持参ください。
    紡ぎ車やボビン立て、ボビンなどすべての備品にお名前をご記入ください。名前がない場合の紛失などは、各自の責任になります。
    ◆配送がどうしても難しい場合、自家用車での紡ぎ車の搬入搬出を希望される場合は、ご相談ください。

    <申込方法>
    9月14日(金)のワークショップ → 7月17日(火) AM10:00より受付開始 
    9月15日(土)のワークショップ → 7月18日(水) AM10:00より受付開始 
    9月16日(日)のワークショップ → 7月19日(木) AM10:00より受付開始 

    ※開始日時よりも前のお申し込みは、受付出来ませんのでご注意ください。

    ○事務局まで、メール、FAX、公式HPトップページにあるワークショップ専用申込フォームよりお申込ください。

    (①ご希望のワークショップ名、②日時, ③お名前フルネーム、 ④郵便番号 ⑤住所、 ⑥当日連絡がとれる携帯電話番号を記載の上⑦FAX申込みの場合はFAX番号)(複数名でのお申込の場合も全員のお名前とご連絡先が必要です)各ワーク ショップは定員に達し次第、募集を締切ります。振込先お知らせ後7 日以内に事務局口座へお振込みください。ご入金が確認でき次第予約確定と なり9 月上旬までに受講票を郵送致しますので当日ご持参ください。

    ★ワークショップ申込専用メール:workshop@tokyo-spinningparty.org

    ★ワークショップ申し込み FAX:086-486-3098※お電話での申し込みは受付しておりません。

    ※キャンセル料について:
    8 月10 日(金)までのキャンセル→50%、8 月11 日(土・祝)以降100%(ご返金不可)

    ※申込から3 日しても事務局からメールが届かない場合:
    携帯電話やメールの設定により受信がブロックされている事例がございます。
    迷惑メールフォルダに振り分けされていることも多いため、必ず一度受信設定をご確認の上、workshop@tokyo-spinningparty.orgを受信OKとしてご登録 ください。

    9月14日(金)14:00~17:00

    「アートヤーン・テクニック ブークレとテイル 」
    山下 じじ <まきもの工房>

    アートヤーンの中でも、織りやすい、編みやすいと人気のブークレ。小さなループが連なったヤーンをモヘアのトップから手紡ぎしてみましょう! そしてもうひとつ、ひつじの毛がそのまま連なったようなテイルを紡いでみませんか?
    長毛種の羊毛の房の形を最大限に生かしたテイルは、アートヤーン・スピニングの楽しみを今以上に広げてくれるはずです。

    まずはコア(芯糸)を使ったテイルから紡ぎます。撚りが強くなりすぎないよう注意して!続いてブークレです。S撚り糸とZ撚り糸を合わせて紡ぐブークレは、撚り加減のコントロールが大切。丁寧にひとつひとつのの手順を積み重ねて紡いでいきましょう。糸紡ぎ経験者の方が対象です。

    8000 円(材料費込)
    持ち物 : 紡ぎ車 ボビン4個  ボビン立て ニッディノッディ はさみ 


    【プロフィール】:
    1957年 兵庫県生まれ
    2009年 手織り、手紡ぎと出会う
    2010年 kakara woolworks アートヤーン講習会に参加
    2012年 レクシー・ボーガーさん来日「Enjoy Artyarn」参加およびアシスタント
         海外スピナーの本や映像で独習を重ねながら自宅にて教室オープン
    2017年 大阪教室オープン
         アートヤーン紡ぎの楽しさと自由な作品展開を皆さんと分かち合っています。

    【受賞】
    2012年 Yarnivalエキシヴィジョン「The 8」入賞 
    2017年 AJCクリエイターズコンテスト 銀賞
    2017年 手織り・ぬくもりコンクール 優秀賞
    http://makimono-cafe.jugem.jp/

    9月14日(金)13:00~17:00

    「美しい繊維混色のためのセオリー 」
    工藤 聖美
    <女子美術大学デザイン工芸学科講師/Bellewe Textile 主宰 / 国画会会員>

    繊維の混色には、鮮やかさを残したまま色を作り出す、まるで点描画のような色覚効果があります。この特徴を上手く使いこなすためのレッスンです

    化学染料で染められた羊毛を用いて色のものさしを作ります。これを基に混色による濁りのない美しい色と糸づくりを体感しましょう。これは手紡ぎの糸だけでなく、織物、フェルト、そして染料の混色にも同じ理論が役立ちます。
    また色彩の組み合わせは、好みや感覚的なものと考えられがちですが、そこにもルールやコツが存在しています。そのヒント満載の講座で、色遣いの幅を広げましょう。

    対象:紡ぎ、カードがけ経験者

    12,000円 (25色の染色羊毛代含む) / 定員 20 名 満席受付終了

    持ち物:
    ハンドカーダー / 両面テープ / ホッチキス / ハサミ / 筆記用具 / エプロン /
    スピンドル 又は紡毛機 (電動の場合は、電源使用に制限があるため、相談の事)

    9月14日(金)13:00~17:00

    「絹のリボン織り ー手に咲く小さな花ー 」
    藤原 真子<nysta o gnola 糸花生活研究所>

    nysta o gnola 糸花生活研究所のリボン織りテーブルルームを使い、小さな絹のリボンを織ります。
    経糸は予め織り機にセットされた状態から織り始め、織り幅の出し方・耳の扱い方・打ち込み具合等リボン織りの基礎を学び、縫取り織りの技法を用いた花模様を織り出します。織り終わりには、糸始末の結びの方法も学びます。
    手に咲く小さな花のような、絹の柔らかな光沢を生かした一枚の織物を仕上げます。

    10,000 円(道具貸出、材料費込)/ 定員 15 名 満席受付終了・キャンセル待ちのみ受付

    参加者の持ち物:
    糸切り鋏 / 10~20cm 程の定規(2本)/ 筆記用具


    プロフィール:
    東京・大田区にて、オリジナルのリボン織り機をはじめとした手仕事による道具の販売、リボン織り教室を開催しています。

    講師:藤原真子
    東京都立芸術高等学校美術科油画専攻卒業
    多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業
    スウェーデン Capellagarden テキスタイル科留学
    2011 nysta o gnola 糸花生活研究所設立

    9月14日(金)13:00~17:00

    「手編み糸のデザイン <セミ梳毛糸>」
    帯刀 貴子 <Peggy & Maggie>

    糸が紡げるようになったら編みたい物の為の糸をデザインしましょう。
    棒針で編みますか?かぎ針で編みますか?
    素材は何を使いましょう。
    世界で1つあなたの作品制作へのアドバイスです。

    講習内容 :
    紡ぎ方 ショートドローとロングドロー
    撚り合せ 双糸 3ply
    糸の仕上げ方

    対象:紡ぎ経験者であれば初心者OK

    10,000 円(材料費込) / 定員20 名

    持ち物:
    筆記用具 / コーム / ハンドカーダー / 紡ぎ車 / ボビン 4 個 / ボビン立て(レイジーケイト)
    二ディノディ (※紡ぎ車電動の場合は、電源使用に制限があるため、相談の事)


    プロフィール:
    1986 年 東京テキスタイル研究所入所?88 年
    1987 年 手あみ指導員資格取得 機械編み講師取得
    1997 年 手紡ぎ糸で編み物レッスン開始
    2004 年 求心編み 師範取得
    2007 年 ストレッチ講師取得 手紡ぎレッスン開始
    2009 年 「アフガン編みのナチュラル小物」河出書房出版
    2013 年以降 上出いづみとのユニット 「Peggy & Maggie 」として活動中
    毎年 10 月 神田 ART RODE で作品展
    2018 年 10 月はイギリスでの 4 人展に参加

    9月14日(金)13:00~17:00

    「綿の手紡ぎと手紡ぎ糸の布」
    磯 敦子 <綿工房>

    自分で育てた綿で布を織ってみたい!
    糸は紡げるけれど、その先がわからない。
    という方の為のワークショップです。

    まずは木製スピンドルで皆さんと一緒に糸を紡ぎます。初めて紡ぐ方も歓迎致します。
    経糸も綿の手紡ぎ糸を使用して布を織る時の 糊付けの仕方、糸の扱い方等を説明します。

    また、手紡ぎ糸で原始機の機ごしらえをしながら布を織るまでを実演します。

    初心者 OK。8500 円(材料費込) / 定員 20 名  満席受付終了・キャンセル待ちのみ受付

    持ち物 : スピンドル、チャルカ(持っている人)


    プロフィール :
    1965 茨城県うまれ
    1985 東洋大学短期大学部卒業
    1990?93 栃木県益子町 日下田藍染工房にて日下田正氏に師事 綿の栽培、紡ぎ、織りを学ぶ
    1993?独立、綿工房主宰 現在に至る

    9月15日(土)11:00?13:00

    「ニードルパンチで作る赤みみずく 」
    緒方 伶香 <おがた れいこ>

    9/5発売になったばかりの新刊「えんぎもんフェルト」誠文堂新光社から、古くから浮世絵にも登場し、健康を願って作られてきた「赤みみずく」を作ります。
    胸の文字は寿や合格など、それぞれの願いを込めた文字を。
    初心者OK。 4300円(材料費込)
    プロフィール:http://hopetosa.com/

    9月15日(土)10:00~16:00

    ※チラシ掲載の終了時間の間違いのお詫び(○16:00終了 /×17:00終了)

    「服地を紡ぐ」
    森 由美子

    イギリスに源を発するホームスパンは、なんと言っても手紡ぎ、手織りならではの軽く暖かい風合いが特長です。
    ホームスパンと言えば やはり服地! 手紡ぎ、手織りで仕上げた服地で作った服を身にまとうのは格別なもの。 数ある工程の中で 糸紡ぎがその大半を占めるほど糸作りがとても重要なポイントになります。
    糸の良し悪しで布の出来映えがほぼ決まります。

    服地になると 1 ㎏ほどの羊毛を紡ぐことになります。 そしてその糸は常に同じ太さ、同じ撚り加減を保たないといけません。

    今回は服地の紡ぎ方に焦点をあててローラグを作り、紡毛糸を紡ぎます。
    服地に適する羊毛の選び方や織組織、色のミキシング、カード機のかけ方、筬目の決め方、織り方、仕上げ方法などレクチャーします。
    (カードの状態で紡ぎやすさに影響がでるので あらかじめカードをかけた服地用羊毛 50gを用意しますのでスムーズに紡ぎに取り掛かることができます 服地のサンプル付き)

    対象:紡ぎ経験者、紡毛機を用意できる方

    10,000 円(材料費込)/定員 20 名  満席受付終了・キャンセル待ちのみ受付 

    持ち物:
    紡毛機(ボビン2個)/ ハンドカード / 15号毛糸用編み棒1本(30㎝くらいのもの 玉がついていてもつかないものでもどちらでも可) / 筆記用具 / エプロン(※紡ぎ車電動の場合は、電源使用に制限があるため、相談の事)


    プロフィール:
    盛岡市生まれ
    同志社大学文学部文化学科美学・芸術学専攻卒業後、蟻川紘直に師事し ホームスパンを学ぶ
    1982~1994年 滴翠美術館染織研究所(兵庫県芦屋市)ホームスパン教室講師
    1988年 京都 自宅にて染織教室 森工房 開設
    1989年 日本民藝館展入選
    2000年~ 伊丹工芸クラフトセンター(兵庫県伊丹市)ホームスパン教室講師
    1999~2002年 染織α(染織と生活社)にて「ホームスパンの技法」連載
    2002年 「ホームスパンテクニック」 出版(染織と生活社)
    2004年 京都より岩手に移住
    2014年 「ホームスパンテクニック」再版(復刊ドットコム)

    現在 盛岡市近郊の滝沢にて染織教室 森工房を主宰
    個展・グループ展など各地(京都・神戸・西宮・岡山・倉敷・松山・・・)にて開催

    9月15日(土)10:00~13:00

    「葛布の糸作り(結びつなぎの糸つなぎ)と
    葛布歴史資料の熟覧」
    村井 龍彦 <大井川葛布>

    秋の七草 葛から繊維を取り出し糸にして織り上げる葛布。江戸時代には静岡県遠州地方の名産となっていました。 今回は葛苧を裂いて糸に し、「葛布結び」という結び繋ぎで結んでいき、シャトルに入れるための「つぐり」を作ります。
    この「つぐり」に類したものは現在では芭蕉布、八重山上布に残っていますが、葛つぐりは特殊な形状で管になる前の古代の様式を残しているものと想われます。同時に江戸時代の装束を何点か持込、その当時の葛布を熟覧してもらいます。

    7,600 円(材料費込、持ち物有)/定員 20 名 満席受付終了・キャンセル待ちのみ受付

    持ち物:
    握りはさみ(糸切りはさみ) / 黒布(糸績みに使います。無くても可) / リネンテスタ、拡大鏡など(無くても可)


    プロフィール : 村井 龍彦 (むらい たつひこ)
    葛布工房の2代目、葛布を未来に伝える為に日々精進しております。夏は夜明けから葛採りに、日中は川で葛洗いをしています。 毎年8月には葛布ワークショップを開催、海外からも受講者が来ます。 全国古代織連絡会の事務局長として葛布のみならず日本の自然布の活性化を試み、毎年自然布展、 自然布ツアーを企画しています。
    http://www.kuzufu.com

    9月15日(土)14:00~17:00

    「蜂巣織りで遊ぼう!」
    彦根 愛 <染織工房neitoun>

    今回は、特別組織の蜂巣織りをテーマにしました。ハチの巣のように連続した穴がポコポコ・・・と少し立体的な布になる組織です。いろいろな蜂がいて、様々な形のハチの巣があるように単純な蜂巣の基本から、4枚~8枚綜絖で出来る複雑な蜂巣織りまで勉強します。簡単に織れて かわいい!織りたい!と思うような組織が作れます。今年もたくさんのサンプルと、充実した内容で楽しく勉強しましょう。

    レベル:中級程度。組織図が読み書き出来る程度

    10,000 円(織り布サンプル、教科書込み)/定員30名 満席受付終了

    持ち物:
    筆記用具 / ハサミ / カメラ OR 携帯(サンプルの写真撮影 OK の為) / 集中力


    プロフィール :
    著書「手織りと手紡ぎ」「手織り工房」「手織り手紡ぎ工房」
    女子美術短期大学非常勤講師
    日本クラフトデザイン協会会員
    現代工芸美術家協会会員
    全国裂織協会会員
    染織工房 neitoun 主宰

    9月15日(土) 14:00~17:00(3H)

    Majacraft
    マジャクラフトのKiwi craftとStylus、
    Diz、ハックル、ウールコームの
    デモンストレーションと体験。

    9年ぶりに日本に来日するニュジーランドの紡毛機会社マジャクラフト社のディレクターGlynisさんが担当します。通訳有り。初心者OK

    Kiwi craftとは、スピンドルや紡ぎ車を使わずに、手と足を使い転がすことによって作り出される糸のこと。
    ニュージーランドのマオリの女性のテクニックで、見た目は長く撚りのかかっていない”ロービング”の状態です。Kiwi craftの糸は、編みやかぎ針編みに使用されていました。

    その他、話題のStylus、Diz, ハックル、ウールコームのデモンストレーションと体験も出来ます。

    5,000円(材料費込)  持ち物:タオル、5号編棒2本


    プロフィール:Majacraft
    New Zealandの紡毛機製造会社。紡ぎ車やドラムカーダー、ウールコーム、ブレンディングボード、ハックルなどの使いやすさに定評のある道具を作製しています。世界に200以上の代理店があります。https://www.majacraft.co.nz/

    9月16日(日) 10:30-14:00

    「麻糸績み体験講座」
    一般社団法人 日本古来の大麻を継承する会

    麻糸産み後継者養成講座(基礎)を、スピニングパーティー開催に合わせてのスペシャルバージョンです。

    糸を績むとは、麻などの繊維を繋いで糸にするやり方のことです。
    種を播き、布になるまでの工程のひとつです。
    織物の経糸(たていと)にもなりゆる、強度のある美しい麻糸作りを伝承しています。

    ・麻糸績みの歴史と現在の後継者の問題、実情について
    ・麻糸績みの基本について
    ・麻糸績みのレクチャー(実践)
    ・紡錘車を使って麻糸を紡ぐ
    ・綺麗に美しく糸を績むためのコツ
    ・質疑応答等

    8800円(材料費込)持ち物なし


    プロフィール:
    「一般社団法人 日本古来の大麻を継承する会」は、伝統文化を大切にしながら、今の時代に活かせる環境を新たに創造し育み、顔と顔を合わせ、手から手へと、日本古来の大麻の「技」と「心」を次世代に繋いでゆきます。
    http://yorihime.com/

    9月16日(日) 15:00-17:00

    「麻てらす~よりひめ 岩戸開き物語~」
    ドキュメンタリー映画上映+監督トーク
    1,500円

    「麻てらす」シリーズ第一弾の作品が『よりひめ 岩戸開き物語』です。
    国産大麻の糸績み技術を次代に継承すべく活躍が始まった「よりひめ」を軸に、大麻をめぐる様々な人たちの深い思いや、次代を見据えた活動を、古来から伝わる伝統文化としての「大麻」や大地に息づく大麻栽培の模様などを織り交ぜて紹介していきます。女性は、命を産みだし、そして次世代へつなぐ役割を持っています。

    その女性たちの手に託された、大麻の糸績み。 麻糸をつなぐことを 「績む(うむ)」と言いますが、彼女たちはあえて、「糸産み」という言葉を使います。

    大麻の糸を産みだし、そのしなやかな心で新しい時代の扉を開く。 よりひめ ?今を生きる女たちの 平成 岩戸開き物語? は始まったばかりです。
    http://asaterasu.com/


    監督 : 吉岡 敏朗(Yoshioka Toshiro)
    1956年、島根県松江市生まれ。大学で映画の監督法を学び在学中より映画を監督する。
    卒業後は映画、テレビ番組、ドキュメンタリー、CM、PRビデオ、博物館用映像等、 様々な映像作品を監督・製作する。

    9月16日(日)10:00~12:45

    「繭から生糸を引く座繰り体験」
    原田雅代 <染織工房こおり舎>

    繭と生糸に関する基本的な説明の後、煮繭(しゃけん・糸取りするために繭を煮る工程)のデモンストレーションを見学いただきます。 その後、グループに分かれて座繰り器を使った糸取り体験をしていただきます。 引いた生糸は揚げ返しを使ってかせにして持ち帰れます。
    (12 名まで。6 名は小さな木枠に巻いたまま持ち帰り。木枠代は込。)

    10,000 円(材料費込、持ち物あり)/ 定員 18 名 満席受付終了・キャンセル待ちのみ受付

    持ち物:
    糸きりばさみ / タオル / 電卓


    プロフィール:
    東京深川生まれ。在米中に日本の絹と出会い、ニューヨークファッション工科大学にて織物を学び始める。2007 年帰国、愛媛県西予市シルク博物館染織講座第十一期受講生となる。2013 年 兵庫県丹波市春日町の養蚕農家、柿原啓志氏と出会い弟子入り。2015 年 自身の工房である染織工房こおり舎を立ち上げ。日本の伝統である養蚕・絹織物の文化を後世へと残すため、製作と教育に心血を注いでいる。
    http://kori-studio.com/

    9月16日(日)14:00~17:00

    「紡ぐひとのためのウールの藍染」
    山崎和樹 <草木染研究所柿生工房>

    ブドウ糖でインド藍を還元しウール(原毛)を藍染します。 インド藍に、水、ブドウ糖、消石灰を加え加熱、染料液を還元して 65℃まで冷まして原毛を染めます。ブドウ糖は、ブドウ、バナナ、リンゴなどに多く含まれ、この還元力を使うので、家庭でも安全に藍染ができる方法です。 藍(すくも、泥藍、インド藍、)を発酵させて藍を建て、ウールを染めることもできますが、絹、木綿と比べるとよく染まりません。この原因は発酵建ての染料液の温度が低いからと思われます。 「インド藍のブドウ糖還元建て」は染料液を沸騰させてから 65℃まで冷ましてウールを染めますので、ウールに適した染色法でよく染まります。藍の原毛が染まれば、黄、赤、茶、鼠などの原毛と混ぜてカードすれば多彩な色を作ることができます。 また、藍染のメカニズム(藍建て、藍の生葉染、藍の煮出し染の講義も行います。

    10,000 円(材料費、テキスト込)/ 定員 30 名  満席受付終了

    持ち物:
    適した服装(エプロンなど)/ ゴム手袋 / 筆記用具


    プロフィール:山崎和樹(やまざきかずき)
    草木染研究所柿生工房(草木工房)主宰 草木染研究家、染色工芸家

    1957年、群馬県高崎市生まれ。
    明治大学農学研究科修士課程修了後、故父・青樹(群馬県指定重要無形文化財保持者)のもとで草木染の研究を始める。
    1985年、草木染の研究と普及のために草木染研究所柿生工房(草木工房)を開設し、講習会も始める。
    2002年、信州大学工学系研究科博士後期課程修了。学術博士。
    2008年4月~2013年3月、東北芸術工科大学美術科准教授。 1995年より天然染色に関わる国際会議(フランス、韓国、アメリカ、インド、中国、台湾、メキシコ)に参加し、研究発表、作品展示やワークシ ョップを行なう。 東北芸術工科大学非常勤講師、京都造形藝術大学非常勤講師
    著書:「草木染の絵本/農文協」、[藍染の絵本/農文協]、「新版草木染 四季の自然を染める/山と渓谷社」、「草木染ハンドブック ウール染の植物図鑑/文一総合出版」他
    http://yamazaki-kusakizome.com/

    9月16日(日)10:30~16:00

    「羊毛素材学 人の暮しを紡ぐ羊
    ―トルコ、中国、豪州、そして正倉院」
    本出 ますみ <羊の原毛屋SPINNUTS>

    羊毛の実物サンプルを取りながら羊毛の毛質について学んでいきます。スピナーと羊飼い、そしてファッションデザイナーには必須の知識です。そして今回のスライドのテーマは「人の暮しを紡ぐ羊―トルコ、中国、豪州、そして正倉院」。人は羊と共に 1 万年を生きてきました。そのサステナブルな羊をめぐる世界観をご一緒に味わいます。

    10,800円 / 定員 25名

    持ち物:
    筆記用具 / ホッチキスと針(ホッチキスは、消しゴムほどの小さいものでは、羊毛を台紙に止められませんので、普通のサイズのものを持ってきてください)


    プロフィール:本出ますみ Masumi HONDE

    ウール クラッサー(Wool Classer・ウール格付け人)。羊の原毛屋 SPINNUTS/スピナッツ出版代表。1958 年生まれ、1984 年に京都で原毛屋を始める。1991 年にニュージーランドのリンカーン大学にてウール クラッサーの資格を取得。スピナー、羊飼い、メーカーを?いで「羊と羊毛のある暮らし」を模索する羊マニア。
    http://spinnuts.kyoto.jp